70年以上にわたり建築と向き合い、
自然と共に生きた世界的巨匠。
フランク・ロイド・ライトは世界屈指の建築の巨匠です。彼は生涯に渡り1191にものぼる作品を遺し、その内の460作品が実現されました。それらは建築設計以外に家具やグラフィックスのデザインも含まれています。
これは一人の建築家の業績としては信じがたい数です。また彼が、91歳で他界する直前まで約70年間にわたり、精力的に活動を続けたことも驚きに値します。
建築後、100年近く経過した今でも、ライトがデザインした住宅に住む人々は最高の手入れをしながら大切に住まい続けています。このことからも、ライトの住宅がどんなに素晴らしいものであるか理解できます。
日本国内で唯一、米国F.L ライド.財団からライセンスをうけたオーガニックハウス。
世界最高峰の建築精神に住まう贅沢を、田中建設がご提案します。
自然の姿をカタチにした普遍的なオーガニックハウス
暮らしの中に自然を導き入れると、人は心地いいと感じます。大きく張り出した庇とウッドデッキの間の空間は、中でも外でもない曖昧な場所。
そこでは、木漏れ日の揺らぎや葉擦れの音、木立を抜ける風などの自然を五感で感じることができます。
自然とつながる第二のリビングで、四季の移ろいを感じて過ごす、ほんとうに豊かな暮らしをご提案します。
畳敷きの和室には、二つの相反する要素が同居します。一つは背筋を伸ばし正座をしたくなるような凛とした空間。もう一つは、横になって手足を伸ばせるくつろぎの空間です。
座る、横になることを前提に重心を低くおさえ、和の様式美を尊重しつつ、外とのつながりや陰影を意識することで、重厚感と落ち着きを醸し出す空間提案をしています。
太陽の光を浴びると人は元気になれます。日中は、その太陽の光(自然光)を取り入れ、夜には太陽光にもっとも近い最小限の明かりを取り入れるよう設計しています。
大きな開口部、透明なガラスの壁、反射光を拡散させる壁の配置など、緻密な計算から最適解を導き出し、部屋全体が心地よく柔らかい光で満たされるよう意識しています。
空間を仕切るのは壁とは限りません。天井や床の高低差と、それによってもたらされる開放感や圧縮感でも空間を仕切れます。
住宅は部屋(箱)の組み合わせではなく、流れるようにゆるやかな空間のつながりであるべき。だから壁で分断するのではなく、オープンかつダイナミックで、ドラマチックな動きを伴う設計を心がけています。
オーガニックハウスでは、壁は床の、天井は壁の延長と考え、それぞれを曲線で結ぶことで、室内に連続性と柔らかさを持たせています。曲線の丸みが適切でないと空間の連続性や柔らかみは損なわれます。
私たちはそんな理念に基づき、すべての空間が心地よくなるよう、空間の大きさやコンセプトに合わせて曲率を決めています。
曲面をもつ半円形の壁は、内側では中にいる人を優しく包み込み、外側から見ると家を引き立てる半円形のアクセントになります。
内への求心力と外への開放感。円の半径と容積がちょうどいいバランスになると、思考力や集中力を高める「籠り感」が得られます。
心地よさや落ち着きを醸し出せるよう独自のデザインコードに基づいて設計しています。
自然素材にしかないぬくもりや質感。そうした素材本来の魅力を生かしたい場所には自然素材を使い、機能性が求められる部分には人工素材(金属・コンクリート・ガラスなど)を使うというように、素材の本質を見極め、適材適所で使い分けています。
大切にしているのは、デザインだけでなく、健康や住み心地までも十分に考慮した家づくりです。